先日、久しぶりのお客様にお会いした際に
お互いの近況報告の流れから
老朽化した鉄筋コンクリートのビルの雨漏りで
『敷地境界の狭いビルの外壁の防水工事が可能か?』
と言う話になりました。
都心のビルはかなり入り組んでおり
建物同士の境界線も狭く
又、ビルのオーナー同士が仲悪い事もあり
足場を立てる事も
ブランコによる作業も難しいとの事でした。
そこで数年前に目黒駅前のビルで発生した
外壁に於ける雨漏り修繕工事の事例を紹介しました。
当初はテナント内装工事の予定でしたが
一部壁のクロスが濡れている箇所が見つかりました。
そこで外壁を確認したら
防水処理どころか
壁面仕上げも施されてませんでした。
そのビルも足場を立てたり
ブランコによる作業も困難な場所でしたので
室内の壁や天井の内装を解体して
漏水箇所を探しました。
天井のクラックの1部
開けてみたら広範囲にクラックが入っており
エポキシ樹脂をクラック内に充当する事にしました。
下の写真は壁面
ドリルで穴を開けて薬剤をセットし
しっかりクラックの隙間まで薬剤が入り込む様に
1日置いて様子を見ます。
結果トータルで約300本の薬剤を使用しました。
窓のサッシ廻りも防水をして完成。
今は施工後から数年経ってますが
今の所は問題は無く防水効果を果たしております。
Shinwaホールディングス株式会社
代表 小金丸 悦広
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